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令和５年の障害者虐待に対する終結報告 令和6年11月22日
昨年９月に当法人における虐待事案があり、ご利用者様はじめ多くの関係する皆様に多大なご心配等をお掛けし、改めて心からお詫び申し上げます。
当法人は、今回の事案に対し、早急に外部委員（弁護士や有識者の４名）と内部委員３名から構成する虐待防止委員会を立上げ、委員会は、虐待の原因究明を行い、虐待の再発防止策を含む「調査報告書」や障害者虐待防止のための改善計画等について延べ７回に及ぶ審議を行いました。この間、法人としては、障害者虐待防止のための改善計画を実行し、モニタリング（観察）を行い、10月の虐待防止委員会でその内容を審議頂きました。
審議内容の概要として、次の虐待対応の終結要件5項目、
① 事実確認において確認された虐待や不適切なケアなどが解消されている
② 評価時点でその他の虐待や不適切なケアなどが生じていない
③ 個々の改善目標が計画どおり達成され又は達成される見込がある
④ 虐待予防のための取組みが継続して行われている
⑤ 虐待が生じた場合の体制が講じられている
及び日々の利用者様の具体的な言動等を通して、すべての要件が満たされているか否かについて確認頂きました。
結果は、この要件5項目を満たしている状態である。さらに、虐待行為そのものの解消だけでなく虐待の発生要因が除去されたことにより虐待行為が発生しない状況である為、令和6年10月4日をもって、虐待事案の対応を終結すると虐待防止委員会で判断頂き、五條市へ終結の報告をさせて頂きました。
この件に関して、五條市より令和6年10月30日付けで報告書の受理の通知があり、今後も虐待防止委員会を定期的に開催し、虐待を防止するための取組を継続し再発防止に努めることとして、虐待事案の対応について終結を認めて頂きました。
今後も虐待を生じない発生しない組織として活動すべく、日々全力を尽くしてまいります。
以上、昨年に起きた虐待事案に対する終結報告とさせていただきます。
- 2014.07.22
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